オンラインショップで密かに人気のあるスライド式アジャスターのネックレスチェーン。お洋服へ合わせやすさ、使いやすさなどについてお話していきます。
人それぞれ、鎖骨の高さや体の厚みなどがかなり違うものです。
私は鎖骨が高く出っ張ていて厚みのない体格のため、襟の空き具合やネックレスの着用感がとても気になります。鎖骨にまたがる襟あき、例えばボートネックやタートルネックは気になって着ていられなく、鎖骨にかからないVネックや深めのUネック、襟もとがオープンになっているものが快適に過ごせます。ネックレスも同じく鎖骨にかかるのがあまり得意ではないので軽量であることや、長さに余裕があることがとても重要です。
またその日の洋服の襟の空き具合に合わせて調節できるという点が重宝するのです。洋服を着た後にネックレスを着けて鏡を見てみたら、ちょっと長さがいまいち…ということはありませんか。スライド式アジャスターであれば、パーツを好きな位置までスライドさせて自由に長さを変えることができるので、1本あればいろんなデザインの服に対応できます。
体に厚みのある方は、ロングチェーンを選んでも奥行きにも長さがとられるので、前の長さが少し足りなく感じることもあります。ご自身の体格の特徴を知ってネックレスのベストの長さが分かるようになったり、お洋服に合わせて長さ調節できると、日々のお出かけのお洒落も自信が持てますね。
そんなわけで、チェーンにはかなりこだわって厳選させていただいています。太さはペンダントヘッドと程よいバランスになるよう、太すぎず華奢すぎない線径の小豆チェーンをセレクト、長さを45㎝、50㎝、55㎝、58㎝でご提案しています。
スタンダードチェーン、少しキラキラ感のある変化をつけたボールチェーン、どちらもK18でご用意しております。
金性についてお話しますと、首周りの皮膚は汗をかきやすく、とてもセンシティブなので合金のアクセサリーによる金属アレルギーが出やすい場所です。金性不明の怪しい合金のチェーンで、その形通りに派手に赤く脹れてしまったことがあり、赤みが消えるまでの数日間、とても辛かった記憶があります。体と接していても安心できる貴金属、アレルギーが出にくい高品位の金やプラチナ(純度のたかいもの)がやはり安心ですね。金属のアレルギーになる原理や、なりやすい素材についてはまた別の記事にしたいと思います。
そして、常に着けているよりお出掛けの時だけ着用するようにした方が良いでしょう。ネックレスチェーンは長さがあるほど引っ掛けやすくなるため、思わぬ怪我をしたり、怪我をしなかったとしてもチェーンが切れてお修理が必要になったりします。
スライドアジャスターを動かす際、下の図のように、赤い丸で囲ってあるボール状のパーツを押さえて、その近くのチェーンを引くようにしてお使い下さい。チェーンの先端を無理に引っ張らないようにお使い下さい。また首にかけた状態でするのではなく、一旦外して平らな状態で見ながらゆっくり動かして下さい。
スタンダードネックレスチェーンK18ネックレス
おすすめのスライド式アジャスターのネックレスチェーンは上記のリンクから詳細をご覧いただけます。